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ヒプノシス 


以前から気になって欲しかったヒプノシスの画集を思い切って購入。
「本」としてみるならかなり高価だが思い切った。

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重く大きい本。
ヒプノシスは英のデザインチームで主にアルバムのジャケ等を手掛けている。いた、が正解か。
3人のメンバーの内、二人がもう他界しており今はオーブリー・パウエルのみが健全だ。
近い所ではピンク・フロイドの「永遠(TOWA)」のアートディレクターを担当していた。

なぜ、このような画集を買ったかというとピンク・フロイドを始め多数のアルバムのジャケットを彼らは手掛けており、そのアート性、デザイン性、抽象性に惚れ込んでしまったからである。。

ヒプノシス、彼らのアートワークはホント素晴らしい。。

なんの変哲もない牛の振り返ったジャケはシンプルながらも、とても奥深さ、創造性をもたらせてくれる。。

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ピンク・フロイドの「原子心母」のジャケだがヒプノシスの代表作の一つではなかろうか。。

購入した画集はアーカイブ集なのでこうしたジャケが全て載ってる訳ではないが、それでも彼らのワンショット、ワンショットに光るアート性に惹かれてしまい見だすとなかなか止まらなくなってしまう。。
見入ってしまうのだ。。

ついでにヒプノシス絡みでこんな本も購入。

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こちらは小本だがヒプノシス以外にロジャー・ディーンにも触れられている。。
で、見ていて驚いたのがあの松任谷由実のジャケもヒプノシスがいくつか手掛けている事が分かった。

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いやぁ、これには驚いたね。 まさか邦楽アーティストでいたとは、、
見てみると、やっぱりヒプノシスなんだよね、このアート感が(笑)

…と、そういう事でヒプノシスの画集ともう一冊の本を自身のクリスマスプレゼントして贈っときました♪

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コンビニ人間 


芥川賞受賞の「コンビニ人間」を読んでみたがこれが面白かった。
普通、芥川賞というともっと難しめな感じの本が多いがこれは違う。
いい意味で一気に読めてしまう。

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作者自身もコンビニに勤めているので実に描写がリアルそのもの。
コンビニ内部事情はこうなっているのかと驚き。
コンビニ内の人間関係って、単に仕事仲間という真柄を飛び越え、家族に極めて近い「仲間」になるみたいでコンビニで働いている人にはそういう仲間感が常にあるんだと思う。
また、常に客がパターンを伴って来店してくるライブ感もコンビニで働く魅力の一つだろう。。

しかし、この本、単にコンビニの内部暴露本ではなく、いわゆるマイノリティ(少数派)を取り上げた物語である事に読んでいて気付く。
結婚し、子供をもうけ、家を建て…と、いう皆が歩くであろう普通の道には行かない主人公の物語。
読んでて自分と重なり苦笑してしまう場面もなんどか。

普通ってなんだろう、マイノリティの変わり者でも堂々と生きていいんだよ、と読んでいて感じる作品。
人間は自分と同類の息の合う者、馬が合う者は大事にし、それ以外は外そうとする。(怪訝な目で見る)
グループができるとそういう変わり者を余計そうする傾向が出るだろう。
個人よりグループは強し。
俺も変わり者だからそれは分かる。

…と、同時にラストの展開を見て、働く事の意味というものが改めて分からされる本でもある。
あなたは必要とされている事を。。

ぜひ、読んでほしい一冊。。

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2015 今年の一冊 


12月30日。
364日目!
書きたい事、山積みですが、まず今年読んだ本で心に残った奴を一冊取り上げようかなと。
今年も色々な本読みましたが、意外と今年は日本の本でなく外国の本です。

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「今日は死ぬのにもってこいの日」 ナンシー・ウッド著

一見、とてもネガティブで後ろ向きなタイトルの本ですが、読んでみると先住民族ネイティブアメリカンのこれまで生きてきた様々な経験から生み出された言葉の一つ一つが実に説得力がある本であります。
アメリカ人よりもはるか昔から大地と共に生きてきた彼らの自然との共存共栄、民族の組織力、家族愛、生と死などあらゆるネイティブアメリカンの美学がこの本には詰まっている。
また、文字も大きく読みやすい。一気に読めてしまう一冊。。

ネイティブアメリカンはほんといい言葉を残してるね。。
読んでいくと、このタイトルの意味が決してネガティブでなく逆に前向きな意味でもあるんだなぁ、という事が伝わってきます。。。

とても素晴らしい本です。オススメ。。

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ラジオネーム ダンプおやじBOYさん 


いつ頃からだろうか…
彼の名を聴く様になったのは。

自分は都内に向かう朝なんかはTOKYOFMを聴いているが、よく耳にするRNがこれ、ダンプおやじBOYさん。
ちなみにTOKYOFMは全国JFN系ネットに加入している為、加入している局では県が違えど同時刻になると同様の放送、つまりTOKYOFMが聴けるのである。
※地域によって早く終わり地元FM曲に変わる局もあります。

なので、昔トラックドライバーやってた頃(今も車には乗る仕事だが)は中京方面へ向かう車内でも耳にしていた想い出がある。
とにかく良く耳にしていたRNで一際、記憶に残っているのがダンプおやじBOYさん。

朝のTOKYOFMでパーソナリティの中西哲生が何度となく、このダンプおやじBOYさんのメッセージを読み上げただろうか。
良く耳にした、の理由の一つにJFN系ネットで放送、という部分が大きいと思う。
FMFUJIだったら今FMFUJIを聴いてるリスナーしか聴取者はいないんでね。

んで、ひょんな事からツイッターで繋がり現在に至るという流れ。

そして、本も買ってみた。
現在は作家業のようだが、リスナーでもあるダンプおやじBOYさんは今も良くラジオ投稿されている。

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この本は番組内のラジオドラマや番組内容に沿ったメッセージを綴っている。
自分が想像していたよりもユーモアで何より自虐ネタ満載の本。
下ネタも多いし、読んでてしょうもない感じのネタもあるが(失礼!)この飛び抜けに明るいキャラに彼のファンは多いだろう。

ま、ラジオではオンエアできなかったメッセージがこの本では読める。
そんな本(笑)

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現在「アイ・ラブ・ラジオ」はPART1~2と2種類発売されている。
自分もラジオは良く聴く方なのでホントこのリスナー目線の彼の気持ち、愛が伝わってくる。
ラジオは温かい、ホント素晴らしい媒体だ。
DJとの距離も近くリスナー同士の横の繋がりも出来やすい。テレビだとこうはいかないだろう。

ぜひ、ラジオ聴取歴、投稿歴が長くなってきたな的なリスナーに読んで貰いたい本。

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ちなみに自分はラジオ聴取歴なら20年近いとは思うが投稿歴は2年ぐらい。
月~火はほぼブランク無しで2年の間ひたすら送ってきた。週一の時もたま~にあったが(苦笑)
ま、来年からはちょっと落ち着いて、送りたくなったら送るようにしたいと思う。

ダンプおやじBOYさんは空手5段を取得しているそうだが、妻と娘さんには頭が上がらないらしい(笑)

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You tubeでダンプさんの動画観ると実に饒舌で軽快なトーク!マシンガントークとはこの事(笑)
頭の回転が早いんだろうね~w

ま、1回観りゃいいかな(笑)みたいなww

そんな、こんなで良く聴くリスナーさんを紹介してみました。

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現地に行かなければ分からない事がある 


話がやや前後してしまうが、この週末、自分は能登半島に行っていた
その能登の旅は後日ブログに書いていきたいのだが、能登の七尾市といえば文科系男子の自分がすぐ思い浮かべるのは、やはり波乱万丈の奇才な小説家藤澤清造である。。

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なので、聖地巡礼の意味でも、この藤澤清造のお墓でも拝められたらぁ、みたいな願望も少しはあった。。

で、七尾駅前で聞き取り調査?を開始してみた

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すると、しばらくして、とてつもない衝撃を感じてしまう自分がいた…
聞けども、聞けども…

「知らないなぁ」
「聞いたことないですねぇ」
「分からない」
「…知らない」
「知らん」

ええっー!!
あなた方の町の出身の小説家ですよ!!

朝からめちゃくちゃ衝撃でしたわ…
幸い、旅館の送迎車の年配の方は「なんか聞いた事あんなぁ~どっかの寺に墓があるとかないとか、、」
かろうじて、これが唯一の手がかり

もうね10人位聞きました
駅員、タクシー運転手、送迎車のドライバー、通行人、コンビニ店員…etc
だれも知らんのですわ!
思わず端末で藤澤清造のwikipedia見たりして

この知らんレベルはラジオネタどころかナニコレ珍百景にネタとして送ろうかと思ったくらいwww

県外の自分が本とか持ってて存在知ってるのに、出身地の七尾市民の方がほぼ誰も知らないという事実

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 事実は小説より奇なり!

やはりね、全てに言えますが、ネットの情報や噂も飛び交う中…
現地へ行け!ですね。。
現地へ行かないと分からない事が多い!

韓国の事、目の色変えてギャンギャン吼えてる人も居るがホントにそうなんですかね、、
これも韓国行って話しをしなければ実際のトコの心情、考えは分からんですよ。

オマケ 
七尾駅構内に花火の尺球が展示してありました。。
夏は花火の季節ですねぇ~

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結局、聖地巡礼のお墓訪問はあきらめました。

ではまた。。。


  藤澤清造(リンクに飛びます)

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